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11月のこの時期は青い色をさがしてお寺やちょっとした自然が残っている空き地などに行く。
その青い色というのは、クサギという木の実。つぶして色素を取って絹糸を浸すとあたたかみのある青に染めることができる。それで夢中で捜した時期もあり今住んでいる地域のどこにこの木があるかだいたい知っている。
ところが、やはりここは東京だ。どんどんなくなってきているし、木そのものが元気をなくしている。
一度クサギの木の脇から出ている子供の木を採取して鉢で育てたことがある。最初10センチくらいのちいさな木がどんどんと育って1年で50センチにもなった。次の年根元に虫がついて穴があき、全体に弱って元気がなくなってしまった。そのころ子宮筋腫だ内膜症だとわたしも元気がなかったころで、民間療法のひとつでためしていたものをこの木にも使ってみた。
するとその次の年にはすっかりよくなってまた元気にすくすくと大きくなった。
うれしかった。
その後広い庭のある家に引っ越したのですが鉢植えだった木を庭の隅に移植したら毎年どんどん大きくなり移植して2年目には3メートルくらいになった。
庭で生まれたノラネコの子供たちのかっこうの遊び場になった。
その木の治療に使ったのは氷砂糖に漬けた松の葉。
これをわたしは飲んでいたんですが、残った松の葉を木の穴に詰めて治した。
松の葉は殺菌力があるのは昔から知られていたけど、クサギの木が生き返った時は感動した。
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